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社会問題にポジティブに向き合うには?|プライドパレードを初めて見た

プライドパレードを初めて見た

この前(かなり前)、友達と新宿に遊びに行ったっとき、たまたまプライドパレードを見かけた。

もともとプライドパレードが何かは知っていたけど、直接見るのは初めてだった。

私が見たのはトランスジェンダーのプライドパレードで、他を見たことはないから分からないけど規模が大きいものだったと思う。

トランスジェンダー・フラッグを掲げて、大音量の音楽を流して、人も多くてスケールの大きさに迫力を感じた。

街中で大々的にされているから、多くの人が見ていた。冷ややかな目を向ける人や、心無い言葉を呟く人もいた。

でも、私はすごくかっこいいと思った。

私たちが考え学び続ける意味ってなんだろう

政治などの場でLGBTQ+の話題が出るとき、その話題のほとんどが私をネガティブにする。

個人へのリスペクトが欠ける政治のニュースを見るたびに暗い気持ちになるのと当時に、色んな感情がわたしのなかに湧き出てくる。

フェミニズムやLGBTQ+に関する問題に自分がどう向き合いどんなアクションを起こせるのか考える時、大きな無力感に襲われることがある。

自分や、自分よりももっと影響力のあるインフルエンサーの人たちが声をあげても、行動を起こしても、私たちが生きる社会は全然変わらない。

こんなに何も変わらない社会で、私たちが、学び、考え、行動することに意味はあるのだろうか。モチベーションをどう見出せばいいのだろうか。

でも、悲観的にはなりたくないし、私のなかのネガティブもできることなら減らしたい。

心が健康じゃないと、問題に向き合うことが持続可能にならない。

どうすれば社会問題に向き合うこととメンタルヘルスの維持を両立できるのだろうか

自分で考えても分かんないからプロに聞いてみた

私は経営学を専攻している。私の一番の興味分野はジェンダー・セクシュアリティ学だけど、専攻したら病みそうだと思って次に興味のある経営学に一旦避難した(専攻していないだけでジェンダー学の授業は結構取ってる)。

私がそんなふうに考えるなかで、ジェンダー学を研究し続ける教授は、問題に向き合いながらどのように自身のメンタルヘルスを保っているのかがすごく気になった。

そこで、ジェンダー学を研究されている教授に聞いてみた。

「社会は少しずつですが必ず良くなっています。そう信じています。」

と私に言ってくれた。その言葉の力強さに泣きそうになった。変わっていると信じるしかないのかも。

持続可能な向き合い方

教授と話してから、ジェンダー・セクシャリティに関する問題に前向きに、ポジティブに考えられるようになった。

プライドパレードを初めて目にしたとき、これは20年前の東京じゃありえない光景なのかもしれないと思った。

20年前の東京じゃプライドパレードを開催することはできなかったんじゃないのかな、だとしたらすごくゆっくりだけど社会はいい方向に進んでいると信じてみてもいいのかも。

あまりにも楽観的に聞こえるかもしれないけど、ゆっくりでいいわけじゃなないのはすごくすごく分かっているけど、「前に進んでいると自分が感じられること」を私は大事にしたい。

社会が前に進むのがあまりにも遅すぎるけど、自分のメンタルヘルスも大事にしながら、自分に合った持続可能な問題の向き合い方を見つけることができた。

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来月の終わりくらい(4/22-23, 2023)に開催予定のプライドイベントをチェックする(私も参加する予定〜〜!)

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